「ネコポス、配達完了って出てるのに届いてないんだけど…?」
そんな経験、あなたにもありませんか?
最近ではネット通販の利用が当たり前になってきて、ポスト投函型の配送サービス「ネコポス」を使うことも増えてきましたよね。安くて早くて、何より在宅してなくても受け取れるのが便利。でも、そんなネコポスにも“落とし穴”があるんです。
今回は、実際に「ネコポスが届かない!」というトラブルに見舞われた方の体験談や、問い合わせ方法、泣き寝入りしないためのポイントをたっぷりとご紹介します。
これを読めば、あなたも同じようなトラブルに遭遇したときに「どうすればいいか」が分かります。いざという時の備えとして、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
まず、知っておきたいのは「配達完了」の意味。これはあくまで「配達員が投函したと記録した」というだけで、実際に受け取ったことを示すわけではありません。つまり、ポストに入れたつもりが違う部屋だったり、盗難されていたりしても「完了」として扱われてしまうんです。
実際、ある日筆者が注文したコンタクトレンズ(約5000円分)が届かず、ポストを何度も確認しても影も形も見当たらない。でも追跡画面では「配達完了」。この瞬間の不安と焦り、ほんとたまらないですよ…。
でも、泣き寝入りはしませんでした。まずやったのは「販売店への問い合わせ」。すると、発送は確実に行われているとの返答。そして次に案内されたのが「ヤマト運輸への直接連絡」。問い合わせ窓口に電話し、状況を説明すると、地域担当の配達員さんから後日連絡が入りました。
ここで重要なポイントがひとつ。
配送から時間が経っていると、配達員さんも記憶があやふやになりがち。実際に、「1週間前のことなので…」という答えが返ってきました。そう、トラブルが起きたらすぐに動かないと、状況がどんどん不利になってしまうんです。
ヤマト運輸側でも倉庫や車内の残荷をチェックしてくれましたが、残念ながら荷物は見つからず。明確に「誰が、どこに」配達したのかという証拠がないと、補償も簡単には受けられません。
ちなみに、ネコポスの補償額は最大3000円まで。たとえ5000円の商品が届かなくても、泣き寝入りに近い状態になることもあるんです。
こういう経験を経て感じたのは、「ネコポスは便利だけど、万能ではない」ということ。
たとえば高価なもの、大事な書類、誰かへの贈り物…。そういったものは多少送料がかかっても、手渡しの宅急便や書留で送った方が安心。送料が安いからといって油断していると、後悔することもありますからね。
そして何より大事なのは、「疑問を感じたらすぐに動くこと」。
届いていないのに「まぁそのうち来るでしょ」と放置すると、時間が経つほど状況は悪くなります。配達員の記憶も曖昧になるし、ポストの中身も誰かが持っていってしまうかもしれません。
ちなみに、筆者のケースでは最終的に荷物が見つかりました。ある日、なぜか突然ポストに入っていたんです。
たぶん、他の部屋の住人が間違えて受け取っていたんでしょうね。気づいて入れてくれたのかもしれません。もしこれが誤配送でなかったら、完全に“泣き寝入り”になっていたと思います。
この一件で得た教訓をまとめると、以下の通りです。
・ネコポスは手軽だけど、盗難・誤配送のリスクがある
・高額品はネコポスで送らない
・届かなければ、まず販売店→ヤマト運輸の順で即連絡
・記憶が鮮明なうちに動くのがカギ
・補償は最大3000円まで。それ以上の損失は自己責任
・泣き寝入りしないために、記録(メールやスクショ)を残しておく
あと、地味に大事なのが「ポストの形状や設置場所」。人目につきにくい場所にあると、盗難の可能性も上がるそうです。心当たりがあれば、防犯カメラの設置やポストの強化を検討してみるのもアリかもしれませんね。
最後にもうひとつ。
泣き寝入りしそうになったとき、いちばん心強かったのは、「自分がちゃんと行動した」という自信でした。問い合わせをして、確認を取って、証拠を集めて。そういった一つひとつの積み重ねが、結果的に「ちゃんと対応してもらえる」ことにつながったんです。
だからこそ、届かないネコポスにモヤモヤしているあなたにも伝えたい。
遠慮せず、どんどん行動してください。
問い合わせは、あなたの当然の権利ですから。
泣き寝入りなんて、もうしなくていいんです。
さて、ネコポスのトラブルについて一通り体験談をご紹介してきましたが、ここからは「こうしておけばよかった…!」という防衛策や、他の人のリアルな声をお伝えします。
まず、SNSや掲示板を見てみると「ネコポス 届かない」問題は意外と多くて驚きます。
「届いたことになってるのに、ポストに入ってない」
「隣の家のポストに間違って入れられてた」
「届いた翌日に盗まれてたみたいで、中身だけ抜かれてた」
こういった声、想像以上にたくさんあるんです。
でもそれって、単なる“運が悪かった”で片付けてしまっていい問題なんでしょうか?
筆者はそうは思いません。
再配達の手間がない分、ネコポスの配達はスピード重視で一気に配っていくスタイルです。人手も限られていて、配達精度は完璧ではありません。だからこそ、受け取る側も「自衛」が必要になるわけですね。
たとえば、以下のような対策は有効です。
・ポストに「誤配達注意」のシールを貼っておく
・宛名が見えるよう透明の受け口カバーをつける
・配達があった日は、なるべく早めに中身を確認する
・防犯カメラ付きのドアホンを設置する
・家族で「今日ネコポス来るよ」と共有しておく
こういった一手間で、盗難や誤配送のリスクはぐんと減ります。
「うちには関係ない」と思っていると、ある日突然その日が来ます。
筆者も以前は、ネコポスって便利でリスクゼロな配送方法だと思ってました。でも一度失敗すると、考えが一変するんですよね。
それからは「ネコポスで送るかどうか」を、ちゃんと検討するようになりました。
・それ、本当にポスト投函で大丈夫?
・宅急便コンパクトやゆうパックにできない?
・送料100〜200円の差で、安全性が大きく変わるかも
実際、ネコポスは厚さが2.5cm以下という制限があるので、ギリギリサイズの荷物は無理に詰め込んでポストに入らなかったり、無理やり押し込まれて破損するというケースもあるようです。
これはもう「早くて安い」代わりに、「雑になるリスクがある」と理解しておくしかありません。
補償についてももう一度おさらいしておきます。
ヤマト運輸の公式サイトによると、ネコポスは引受限度額が税込3,000円まで。
しかも、それを満たすためには「明確な紛失証明」や「荷送人側の発送証明」が必要になります。
要するに、「証拠がないと補償されにくい」ってことなんですよね。
だからこそ、トラブルを想定して記録を残しておくことも大切。
・注文確認メール
・発送完了通知
・追跡番号のスクリーンショット
・問い合わせ内容の記録
これらは、いざという時の武器になります。
ちなみに筆者は、LINEのメモ帳機能にまとめてスクショを貼って保存してます。
これ、めちゃくちゃ便利なんですよ〜!
何かあったときにすぐ見返せるし、問い合わせの時にもその場で見せられるのでおすすめです。
また、「届かない」と感じた時点で、集合ポスト全体を一度確認してみるのも効果的です。
実は、同じアパート・マンション内での誤配がけっこう多いんですよね。
ポスト番号や部屋番号の見間違いは、誰にでも起こり得ます。
そして、これも大事なことなんですが…
もし本当に荷物が見つからなかったとしても、怒鳴ったり感情的にならないこと。
配達員さんも人間ですし、ミスはあります。冷静に、状況を説明して、協力して探してもらう方が結果的に早く解決します。
実際に筆者も、ヤマトの担当の方が毎日電話をくれて、真剣に対応してくれたおかげで荷物が見つかりました。本当に感謝しかないです。
ここまで読んでくださった方には、最後に「泣き寝入りしないための5か条」をプレゼントします!
【泣き寝入りしないための5か条】
ネコポス利用時は発送完了メールを保存!追跡番号もスクショ!
届かないと思ったら、24時間以内に販売店へ連絡を!
販売店→ヤマト運輸の順で、丁寧に問い合わせを!
ポストの位置・形・防犯状況も日頃からチェック!
ネコポスで送るべきじゃない荷物は、絶対に避けること!
これさえ守っていれば、たとえトラブルに遭っても、慌てず冷静に対応できます。
そして何より、泣き寝入りという最悪の結果は防げるはずです。