ジブリ かぐや姫 つまらないと感じる理由を深掘り!
ジブリ かぐや姫 つまらないと検索する人、実は意外と多いんです。
「楽しみにしてたのに眠くなっちゃった…」という声、ネットでもよく見かけますよね。
とはいえ、全ての人が同じように感じたわけではなく、そこにはちゃんと理由があるんです。
今回はその「つまらない」と感じてしまう理由を、ひとつひとつ深掘りしていきますよ〜!
①ストーリー展開がゆっくりすぎる
多くのジブリ作品って、冒頭からグッと物語に引き込んでくれる展開が多いですよね?
でも『かぐや姫の物語』は、冒頭からテンポがすごく静か。
緩やかな日常描写が続いて、「え、これどこに向かってるの?」と戸惑う人も少なくないんです。
特にテレビ世代やスマホで育った若い層にとって、この静かすぎるスタートは「つまらない…」と感じる原因のひとつかも。
ただ、これって実は“意図された演出”なんですよね。
静寂のなかに、日本の美意識が詰め込まれているんです。
…でも、それが万人受けするかといえば、やっぱり難しいのが本音。
「動きのあるストーリーが好きな人にはちょっと厳しいかも」って、正直思いました。
②セリフが少なく感情移入しづらい
『かぐや姫の物語』は、ナレーションや長台詞が少なく、セリフもかなり簡素。
だからこそ、視線や間の“空気感”で物語を感じ取る必要があります。
でもそれって、普段アニメや映画を“言葉”で追ってる人にとっては難しいですよね。
「え?なんで今、泣いてるの?」「どうして急に怒ってるの?」って。
感情の機微が台詞ではなく“描写”で進むから、置いてけぼり感を感じる人も。
これもまた、「芸術性の高さ」と「わかりやすさ」のジレンマなのかもしれません。
私は2回目でようやく「ああ、そういう気持ちだったのか」って腑に落ちました。
③映像表現が独特で好みが分かれる
水彩画のような、柔らかくてふわっとしたタッチ。
その絵本のような世界観は、他のジブリ作品とは一線を画す美しさがあります。
でも、逆に「アニメっぽくない」「動きが少なくて地味」と思ってしまう人も。
特に現代的なデジタルアニメに慣れていると、この手描き感に違和感を覚えるようです。
「え、これテレビでやる作品?」なんて声もちらほら。
ただ、好きな人はめちゃくちゃ好きなんですよね…この独特の空気感。
私なんかは、ラストの“月の使者”のシーンとか、鳥肌でしたけどね。
④エンタメ性より芸術性重視の作風
ジブリといえば『千と千尋』や『もののけ姫』のようなエンタメ×哲学の融合って感じ。
でも『かぐや姫の物語』は、完全に「芸術」寄り。
笑いも涙も、起伏も少なめで、静かな感情の波がず〜っと続くような印象。
「泣いた!笑った!最高!」って感じではなく、「ふぅ…」とため息のような終わり方。
娯楽としてのカタルシスを求めている人には物足りないかもしれませんね。
正直、「エンタメじゃなくて“美術館で観るアニメ”だな〜」と思った瞬間がありました。
⑤子ども向けではなく大人向けのテーマ
「かぐや姫」って日本昔話だし、子ども向けなのかな?って思いがちですよね。
でも実際は、命、生と死、諦め、選択といった、とても深いテーマを描いています。
しかも、それを分かりやすく解説してくれないから、子どもが見ても「???」となりがち。
「親子で観たけど、子どもが退屈そうだった」という感想も見かけました。
つまり“ジブリだけど全年齢向けじゃない”という珍しい作品なんです。
これは「つまらない」という声の裏にある、ある意味納得のポイントかもしれませんね。
⑥最後が救いなく「ひどい」と感じる声も
『かぐや姫の物語』のラスト、かなり衝撃的ですよね。
ハッピーエンドとは言いがたい、切なくて理不尽な別れ。
「えっ、こんな終わり方でいいの!?」と、モヤっとした人も多いはず。
ネットでも「胸糞悪い」「ひどい終わり方」といった声がちらほら見受けられます。
でもそれこそが、この作品のメッセージでもあるんですよね。
「与えられた命をどう生きるか」っていう問いかけがずっしり刺さる。
だからこそ、軽く見た人には「つまらない」「怖い」と感じるのも納得。
ジブリ かぐや姫 つまらないという評価は本当か?
ジブリ かぐや姫 つまらないという評価は、一面では事実かもしれません。
ですが、それだけでは語れないほど奥深いのもまた事実なんです。
ここからは「本当に評価は低いのか?」「なぜ“つまらない”と感じたのか?」など、世間の声や作品の本質に切り込んでいきましょう。
①国内外での評価やレビューの違い
日本国内では「退屈だった」「難しかった」という声が多い一方、海外ではまったく違った反応も見られます。
例えばアメリカでは、「最も詩的で感動的なアニメ」として高評価。
ロッテントマトでは驚異の評価率100%という快挙も記録しているんです。
つまり、評価の高さは“観る側の文化や価値観”によって大きく変わるということ。
日本人が気づかない良さに、海外の人は敏感だったのかもしれませんね。
②高畑勲監督のこだわりとその賛否
この作品を語る上で欠かせないのが、高畑勲監督の徹底的なこだわりです。
実際、製作にはなんと8年もかかり、製作費も50億円以上。
「描かない美しさ」や「省略の芸術」とも言えるアプローチは、唯一無二でした。
でもその反面、「観やすさ」や「わかりやすさ」が犠牲になったと感じる人も。
“芸術”と“娯楽”のバランスに対する意見が、賛否を分ける結果になったのだと思います。
これはもう、高畑監督だからこそできた挑戦でしょうね。
③アカデミー賞ノミネートの意義
『かぐや姫の物語』は、2015年のアカデミー賞 長編アニメーション部門にノミネート。
これは日本アニメとしてもすごい快挙でした。
ジブリとしては『千と千尋』に続く受賞なるか!?と注目も集まりましたが、惜しくも受賞は逃しました。
それでも、このノミネート自体が世界的な芸術作品として認められた証。
「つまらない」という評価と、アカデミー賞ノミネートという事実。
このギャップが、まさに本作の“評価の難しさ”を物語っています。
④「つまらない」より「怖い」と感じたという感想
意外に多かったのが、「怖かった」という感想。
特にラストの“月の使者”のシーン、あれはゾクッときますよね。
無機質な存在が、静かに姫を迎えにくる…その描写は、ホラー的とも言えるほど。
「怖くて泣いた」「夢に出そう」なんて声も多数。
この不気味さも、“子ども向けではない”理由のひとつかもしれません。
ちなみに筆者も、あのシーンはトラウマ級でした…笑
⑤一部には「傑作」と絶賛する人も
もちろん、全員が「つまらない」と感じたわけではありません。
むしろ一部の人にとっては、人生で一番心に残った映画になったという声もあるほど。
特にアートや文学が好きな人、感受性が強い人からは圧倒的に支持されています。
「涙が止まらなかった」「静かで深い余韻が残った」といった絶賛レビューも多数。
“つまらない人にはとことんつまらない、刺さる人には究極に刺さる”…そんな映画って珍しいですよね。
ジブリ かぐや姫 つまらないと感じた人への見方と考察
ここでは、実際に「つまらなかった」と感じた人に対して、どう作品を再評価できるか?について筆者なりの考察をまとめます。
①見る人の年齢や価値観で印象が変わる
本作に限らず、映画って“観るタイミング”で感じ方が大きく変わります。
10代で観たときは「つまらない」だったものが、30代で観たら「泣けた」になることもある。
特に『かぐや姫の物語』は、人生経験の深さが作品の深みを引き出すタイプの作品です。
「今はピンとこなかったけど、いつかまた観てみたい」って思えたら、それだけでも十分。
“また会いたくなる映画”って、実は本当にすごい作品なのかもしれません。